「商学部金田一助教」

という名の小説です。「文学部唯野教授」を尊敬してます。仕事をしつつ,小説を書いてます。一部,公開してみようと思いまして。出版野心あり。出版社等のかた,よろしくお願いします。

バレリーナ

そんなことを考えていると,いつの間にか保育園のお迎えの時間になっていた。急いで迎えにいく。

なぜ,娘の尿やら便やらをつつんだオムツを持ち帰らねばならないのだろう,と思ったのは最初の頃だけで,今では,ありがとうございます,と礼を言いながら受け取る。

帰宅すると,夕飯を作って,娘と一緒に食す。娘は食すと,割とすぐに出るものが出る。

オムツを替えて,手を洗ってリビングに戻ると,娘がどこからかとってきたピンク色のシャンプーハットの中に両足をつっこんでいる。

ん?何か変な・・・と思ってメガネを掛け直すと,娘はオムツを自分で脱いだ模様で,お尻が丸出しで,シャンプーハットだけをはいている。シャンプーハットバレリーナのスカートにみえなくもないが,なにぶん,その下に何も履いていないのだ。本人は気に入った模様で,笑いながら,走り回っている。

この子は,お笑いの才能があるなあと感心しつつ,可笑しかった。